クスクスの木の物語

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クスクス通信

「天罰だったのですか」
陽子はそう心に問いかけながら、生きつづけた。
そんな陽子の心の支えとなっていたのは―　月。
「憎しみを伝えるのではなく、赦しを伝えてください」
戦後70年、日本から赦しの心を伝えたい物語。

　　

朗読の音声

こちらより、朗読の音声を一部お聞きいただけます。

　　　

―あのピカドンの前の
あんたの誕生日も朔だったねぇ
―あんたは真っ暗な夜が似合う

”第6場人格喪失”より

第1場バス停の木

第2場祝言の日

第3場その日

第4場川

第5場木

第6場人格喪失

第7場解雇

第8場再会

第9場自然

第10場邂逅

第11場七十回目のこの日

第12場お月さま

第12場お月さま

第13場有明月

　　　　

第13場有明月

演劇風景


陽子掃除中	宿の主人	宿の主人と陽子

妖精たち	妖精たち	妖精たち

妖精たち	妖精たち	妖精たち

月を見上げる陽子	笛を吹くルナ	誕生日を迎える陽子

　

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